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去勢・避妊手術
大切なペットが将来、病気にならないように。去勢・避妊手術は病気の予防になります!
去勢・避妊手術

当院では、大切なねこちゃん・わんちゃんが重い病気にかからず長生きできるようにと、去勢・避妊手術をおすすめしています。避妊・去勢手術は、子供をつくらないようにするためだけでなく、ある種のガンや精巣などの病気、卵巣・子宮などの病気を未然に防ぐことができます。
行動面でも、攻撃性を低下させる、発情や遠吠えなどを軽減させるなどの効果があります。
当院では去勢・避妊のメリットとリスクについて、シートをお渡ししながらしっかりご説明しております。
ねこちゃん・わんちゃんの性格や状況に合わせて対応しますので、安心しておまかせください。

当院では去勢・避妊手術は、生後4ヶ月令から可能です。手術は完全予約制です。
初診の方はまず一度ねこちゃん・わんちゃんを診察に連れてきて下さい。手術可能かどうか・時期は適切か・性格は・栄養状態・などを考慮して手術日を予約してもらいます。
混合ワクチン未接種の場合、まず混合ワクチン接種してからになります。これは入院室・手術室へ入ってもらう際、
伝染病の蔓延を防ぐため必要です。
手術予定日には前日より絶食の上、午前中に来院してもらいます。あとは術前検査をして問題なければ手術をおこないます。
去勢手術では当日夕方退院・避妊手術では一泊入院で翌日退院です。
抜糸が必要な手術の場合、約7~10後に抜糸となります。

手術と麻酔について

術前についてのご説明
ねこちゃん・わんちゃんに外科手術(避妊手術・去勢手術・腫瘍切除手術・その他)や歯石取り(スケーリング)やある種の検査などが必要なとき、ほとんどの場合全身麻酔が必要となります。

全身麻酔の安全性については、近年新しい麻酔薬の登場や各種生体監視モニターの導入によりかなり向上しています。

しかしながら全身麻酔には危険(≒死亡する可能性)が伴います。
ある高尚な外科手術の得意な獣医師いわく「100%安全な麻酔薬は存在しない。また100%安全な麻酔法も存在しない。」と

麻酔事故を防ぐためにも当院では緊急事態以外では基本的に血液検査(CBC)・血液生化学検査・心電図検査などをおこなっています。

ご理解のほど宜しくお願いします。

わんちゃんの去勢・避妊

去勢・避妊による良い効果
去勢手術
<オス♂>
  1. 繁殖能力がなくなる
  2. メス犬の発情のにおいで興奮しなくなる
  3. 性格がおだやかになり、しつけしやすくなる
  4. 攻撃性が低下する
  5. 尿のマーキングが減る
  6. 精巣に関連した病気になりにくくなる
    精巣腫瘍・前立腺肥大・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニアなど
避妊手術
<メス♀>
  1. 子供ができなくなる
  2. 発情しなくなる
  3. 発情時の出血がなくなる
  4. 卵巣・子宮に関連した病気になりにくくなる
    子宮蓄膿症・子宮がん・卵巣がん・偽妊娠など

ねこちゃんの去勢・避妊

去勢・避妊による良い効果
去勢手術
<オス♂>
  1. 繁殖能力がなくなる
  2. メス猫の発情のにおいで興奮しなくなる
  3. 発情したメス猫を争ってのケンカがなくなる
  4. 尿のスプレー動作が減る
  5. 他の猫とのケンカが減る
  6. 猫免疫不全ウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症などへの感染の可能性が低下する
避妊手術
<メス♀>
  1. 子供ができなくなる
  2. 発情しなくなる
  3. 発情時の異常な鳴き声がなくなる
  4. 卵巣・子宮に関連した病気が減る
  5. いろいろな感染症の防止対策になる
手術・麻酔のリスクについて

(1)肥満になる猫がいます。

ただし、飼い主さんの愛情ある食事管理で予防できるはずです。

(2)手術は全身麻酔で行いますので、一時的に「ストレス」がかかります。

また全身麻酔にはリスクが伴います。

(3)ウイルス感染防止のため、混合ワクチン未接種の猫は、手術日の2週間以上前に混合ワクチンを済ませておく必要があります。

そのほか、さまざまな手術に対応しております。

【対応可能な手術】
■軟部外科
■子宮蓄膿症
■歯石取り
■抜歯
■腫瘍切除
■外傷・創傷手術
■美容整形以外の断尾など

【対応できない手術】
■椎間板ヘルニア
■高度な整形外科
■産科
■美容目的の断尾・断耳

他の施術について

スケーリング・歯石除去など

歯石除去

歯周病、歯肉炎・口臭などの治療のため行います

ねこちゃん・わんちゃんの歯の健康には気づかないケースも多く、ひどくなるまで放置されている場合もあります。
当院では、そのための歯石除去も承っています。

歯石除去の際は、ねこちゃん・わんちゃんたちの苦痛やストレスを最小限にし、安全に処置を行うため全身麻酔を使用します。
そして歯の表面を傷つけない、超音波振動により除去します。

■アニマルウォーター・伝医水

口臭・歯石予防ができる動物用伝医水生成器です。
ねこちゃん・わんちゃんにも若いころからの歯磨きをすすめていますが、どうしても嫌がる・めんどくさいなどから、歯石が大量に付いてしまい術前検査の上、スケーリングや抜歯などが必要となることがあります。全身麻酔をかけて、スケーリングをするとお口の中は『ピカピカ』になりますが、そのあと歯磨きをしないと6カ月後には元の黄ばみになってしまうことを多く経験しています。そこで、このアニマルウォーター・伝医水を飲料水に変えるだけで口臭・歯石予防が可能になります。2014年3月より取扱い始めました。

アニマルウォーターについて詳しくはこちらをCLICK

駆虫について

ノミ・マダニ・腸管内寄生虫対策
ねこちゃん・わんちゃんにつくノミ・マダニ・消化管内寄生虫の中には、人間とくに乳幼児に害をもたらすものがあります。そこでねこちゃん・わんちゃんが悪者になりないように、最近定期的な駆虫が推奨されています。投薬に便利な複合剤もあります。

※詳しくは、お問い合わせくださいませ。